ついにモンテクリスト伯は最終回を迎えてしまいましたね。
視聴率がイマイチだったのが謎すぎますが、
内容的には十分見ごたえのあるドラマでした。
復讐系のドラマは日本ドラマに限らず海外でも数多くありますが、
このモンテクリスト伯の凄いところは、随所におけるすざましい人間の業。
地上波でこんなエグイ話いいの？というくらい。
怨みを晴らす・・・
そのエグさでは、木下あゆ美主演の怨みや本舗を思いださずにはいられませんが。
話を戻しまして・・・
モンテクリスト伯では主演のディーン・フジオカの美しさもさることながら
このドラマをここまでの愛憎劇に仕上げた稲森いずみ・山口紗弥加・桜井ユキ
という実力派の女優人たちを忘れてはなりません。
最終シーンで浜辺を双方から歩いてくる男女。
柴門 暖とエデルバなのか？
あの炎の中、無傷で逃げ切ることが出来たのか？
エデルバと幸せになれるのか？
復讐の連鎖は止まらない！ということで
生き残ってしまった瑛人の復讐が始まるのか？
と伏線を張りまくっての最終話でしたが、
映画化や続編はあるのでしょうか？
モンテクリスト伯 稲森いずみ
このドラマの中で復讐というメインテーマの他に
母から息子へ注がれる愛情というサブテーマがあったと私は思っています。
中でも稲森いずみさん演じる留美さんは愛のない結婚生活。
その中で、亡くなったと思っていた実の息子に再会。
出会いこそ不自然で、不適切な関係性もありましたが、
息子と分かってからは、みるみる母の強さ出し、表情さえも全く違っていました。
それを見事に演じた稲森いずみさん。
母の顔をもった彼女は強かった。
入間公平という、モンテクリスト・真海となったおディーンを再び窮地に立たせるという
冷徹際まりない、自分の保身のためには何でもやる男。
その男を社会的に再起不能にしました。
おディーンだけでは、あの入間公平への復讐は終わらなかったでしょう。
モンテクリスト伯 山口紗弥加
山口紗弥加さんの狂気に満ちた演技は
まさに女の業・いや母の業を感じすにはいられません。
愛する息子・瑛人に全財産を相続させるため、
次々に人に手をかける。
親切で優しいふりをして近づき、油断させておいて消す。
そして罪悪感が全くない！という・・・
私はこのドラマの中でこの人が一番恐かった。
どうやってあの薬を手に入れたのかが、謎です・・・
しかし、最終回ではそんな瑛理奈の凶行が公平の知るところとなり
自らあの薬を飲むこととなるのですが、
公平に
「出て行け」
と言われてからの瑛理奈が精神を病んでいく様
山口紗弥加さん、恐すぎです。
プチトマトを食べるシーン、マジで恐ろしかった。
ドラマ「モンテ・クリスト伯」で夫公平に隠し子がいるメールを受け取って、妻瑛理奈のプチトマトを食べるシーンの顔が鬼気迫る感じですね#モンテ・クリスト伯 #山口紗弥加 pic.twitter.com/TDIuztF9dT
— マエムキ (@rogoBGH5NUnxAMf) 2018年6月15日
瑛理奈は自らの選択で命を絶ちますが、なぜ瑛人を道連れにしなかったのでしょう？
自身の保身のみに走る公平ですがに、入間家の全財産が瑛人の手に入るとなれば
公平に預けていくことが瑛人のため！と考えてのこと。というのが私の見解です。
モンテクリスト伯 瑛人の復讐はあり？
そして、入間家では瑛人が残りました。
母は自ら命を絶ち、父は社会的も精神的にも再起不能。
そのように仕向けたのは
おディーン。
そう、モンテクリスト真海です。
モンテクリスト真海となったおディーンは
ファリア真海元大統領から莫大な遺産を引き継ぎ、復讐の地へ戻ってきます。
瑛人も公平の父である入間貞吉の全財産を相続します。
ドラマではそこまでやっていませんでしたが、母もなく父は判断能力がない！となれば
祖父の遺産を継ぐのは瑛人。
孫娘の未蘭さんは、財産放棄をして信一郎さんと結婚するだろうし・・・
ということは、おディーン演じる真海と同じ境遇。
両親の復讐を果たす！となるのでしょうか？
妄想ふくらみまくりです。
みなさんはどのように思われますか？
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